鑿井工事についてCONSTRUCTION

工業用深井戸

安定した水源を利用できる

井戸には大きくわけて浅井戸と深井戸があります。名前から、単に深さの違いに感じられるかもしれませんが、そうではありません。地中の硬い岩盤の上にある水(不圧地下水)を利用するのが浅井戸、岩盤の下にある水(被圧地下水)を利用するのが深井戸です。 工業用の深井戸では、岩盤の下までパイプを通し、水を吸い上げるためのポンプを設置します。これにより、安定した水質・水量を得ることができます。

大口径井戸

広い範囲から水を集められる

特に明確な定義があるわけではないのですが、一般的な浅井戸の口径は50㎜程度です。これよりもさらに大口径、たとえば300㎜、500㎜といった口径の井戸を切削することもできます。 浅井戸が利用する水は、環境によっては不安定になってしまいがちです。井戸の口径を大きくすると、より広い範囲から水を集めることができるようになるため、水質・水量が安定しやすいのがメリットです。

災害・非常時用井戸

万が一の停電時でも水を確保

社団法人全国さく井協会「東日本大震災による井戸の被害調査報告書」によると、東日本大震災の発生後、東北6県で調査された261井戸のうち、地震による構造上の被害を受けて利用できなくなった井戸はわずかに3井戸のみだといいます。井戸は、地震に強いのです。 しかし、電力供給がなければ水をくみ上げられなくなってしまいます。そこで、災害・非常用深井戸として非常用電源を取り付けたり、手動ポンプでくみ上げられるようにしたりする工事も承っております。

観測・浄化対策用井戸

地下水汚染の観測・浄化に役立つ井戸

井戸周辺の土壌が汚染されていると、有害物質が地下水に溶け出して地下水が汚染されてしまう可能性があります。こうした可能性が事前にわかっている場合には、観測井(かんそくせい)で調査をする必要があります。 また、実際に汚染があった場合、水を浄化して戻す揚水処理や化学的な分解処理などを行います。そのために用いるのが浄化対策用井戸です。浄化には、長い時間がかかる場合もありますが、利用できる水準に達するまで、専門スタッフが対応します。

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